地上29階建て、最高高さ約150mの(仮称)丸の内3-2計画(都市再生特別地区 丸の内三丁目10地区)

今日は、三菱地所、東京會舘、東京商工会議所が共同で「富士ビル」、「東京會舘ビル」、「東京商工会議所ビル」の3棟のビルを一体的に建替えるプロジェクト「(仮称)丸の内3-2計画」の都市再生特別地区(丸の内三丁目10地区)の提案(特区提案)の概要についてです。


1. 三菱地所の丸の内再構築


昔の丸の内は休日に行くと表通りに面した店舗は金融機関だらけ、しかもシャッターが閉まって人通りもないつまらない街でしたw
そこで丸の内エリアで1/3のビルを所有する三菱地所が1998年から始めたのが「丸の内再構築」、老朽化したビルを順次建替え、オフィスだけではなく商業施設、コンファランスホール、ホテルなどの複合的で多様な機能を導入し、丸の内エリア全体を活気と賑わいのある街に造り変える、世紀をまたぐ巨大都市改造計画です。


丸の内再構築第1ステージでは1998年度からの10年間で約5000億円を投じて「丸ビル」や「ザ・ペニンシュラ東京」など6棟のビルが建て替えられました。続く2008年度から2017年度までの第2ステージでは6つの建替えプロジェクトが行われます。「(仮称)丸の内3-2計画」はその第5弾プロジェクトです。


2. 「(仮称)丸の内3-2計画」


□特区提案
7月14日に都市再生特別地区の都市計画提案(特区提案)が受理され、11月18日には都市計画審議会が開かれます。
敷地面積は約9,900㎡、地区の基準容積率は1,300%のところ特区提案により200%の割増を受け、計画容積率は1,500%となります。


□計画概要
延床面積は約172,000㎡、地上29階建て、最高高さは約150mです。用途は8階以上はオフィスです。低層階には国際交流施設としてバンケット(約7,500㎡)、ホール(約3,500㎡)などが整備されます。予定工期は平成27年(2015年)から平成30年(2018年)です。


□歩行者ネットワークと地下駐車場ネットワークの整備
JR京葉線東京駅、都営三田線日比谷駅、東京メトロ千代田線二重橋駅の3駅をつなぐ地下歩行者通路を整備するとともに、地上では仲通りと日比谷通りとをつなぐビル内貫通通路が整備されます。なお、地下の新東京ビルとの接続部では将来新東京ビルを建替える場合には、段差が生じない計画になります。
地下駐車場は隣接する国際ビルの地下駐車場との接続通路が整備されます。さらに、レベル差があるため現時点では接続できない新東京ビルにも将来新東京ビルが建替える時には接続できるように接続通路が整備されます。


ってことで新東京ビル(敷地面積9,126.00㎡、延床面積106,004.58㎡、地上9階、1963年6月竣工)の建替えが視野に入っているようです。


□エネルギーネットワークの整備
大規模災害に備えて、仲通りに耐震性の高い洞道を整備するとともに、計画地に地域冷暖房(DHC)プラント(有楽町センター第3メインプラント)とコージェネレーションシステム(CGS)を整備して、熱、非常用電力、中水、情報を供給する面的なエネルギーシステムの構築を図り、中枢業務機能の継続を可能とするBCP(※)機能を強化する計画です。また帰宅困難者一時滞在施設や防災備蓄倉庫も整備されます。
※大規模災害時に系統的インフラが機能停止しても自立的に事業を継続できる地区


計画地から有楽町ビルまでの仲通りの地下に洞道が整備されるので、次の第3ステージは仲通りに面したビルの建替えが多くなるかもしれません。


□ビルの形状について
ビルの形状は低層の基壇部と高層部からなる二層構成です。歴史的な31m(百尺)の軒線も継承されます。都市再生特別地区の高さ制限により高層部の壁面の位置は敷地境界から日比谷通り側で36m、国際ビル側で24m後退させる必要があります。


東京都 第207回東京都都市計画審議会(平成26年11月開催予定)に付議を予定している都市計画の案のうち、現在縦覧に供しているものに関する情報提供について (リンク切れ)
同上 東京都市計画・都市再生特別地区・丸の内三丁目10地区 図面 (PDF)


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日比谷通りと馬場先通りの交差点からの眺めです(2014年7月21日撮影)。角のビルが東京商工会議所ビルです。皇居外苑のお濠に面していて絶好のロケーションです。


大手町・丸の内・有楽町で三菱地所が所有するビル(三菱地所資料)
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計画地は丸の内3-2の街区です。西は日比谷通り、北は馬場先通り、東は丸の内仲通りに接しています。


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東京會舘ビルのエントランスです。営業は平成27年1月末日で終了します。営業再開は平成30年春の予定です。

東京會舘 東京會舘ビル建替えに伴う営業終了日のお知らせ


<過去記事>
丸の内再構築 第2ステージ 第5弾プロジェクト富士ビル・東京會舘ビル・東京商工会議所ビル 建て替え着手決定! &常盤橋地区再開発は2016年3月に日本ビル閉館後、順次着工予定! (12/12/06)


<参考>
名称 (仮称)丸の内3-2計画 (都市再生特別地区 丸の内三丁目10地区)
所在地 千代田区丸の内三丁目10番地1 ほか 
区域面積 約1.6ha
建物概要
敷地面積 : 約9,900㎡
主要用途 : 事務所、店舗、バンケット、ホール、駐車場
建築面積 : 約8,300㎡
延床面積 : 約172,000㎡ (容積対象面積 約149,000㎡)
階数 : 地上29階/地下4階 
高さ : 最高高さ約150m 
予定工期 平成27年(2015年)から平成30年(2018年)
設計 三菱地所設計


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